加藤みゆき ピアニスト
プロフィール
高校卒業後イギリスの美術大学でバレエ衣装の勉強をする目的で、英国の高校へ1年間交換留学。その際、ピアノ教師であるDr.Michael Schreider(マイケル・シュレイダー)と高校の音楽教師との出会いにより、19歳の時、音楽を勉強することに決める。
王立ノーザン音楽大学へ進学したものの、Dr.Schreiderと勉強をする為に、1年後王立ウェールズ音楽演劇大学へ入学。21歳からピアノの基礎を勉強し、2003年ピアノ科首席で賞を得て卒業。引き続き同大学大学院演奏ディプロマ課程で奨学金を得て勉強を続ける。2005年ディプロマ取得。 在学中は、3つの室内楽コンクール、ジェイコブソンピアノコンクール、伴奏コンクールで優勝。学内のコンサートに多数出演。
その後、王立音楽大学(Royal College of Music)の修士号課程へ進学、2008年に演奏修士号取得。 Gordon Fergus-Thompson(ゴードン・ファーガス・トンプソン)に師事。
ロンドンでのサマーコース、イタリアでのマスタークラスなどにも参加。 クリストファー・エルトン、イリーナ・オシポヴァ、ウィリアム・フォング、イリーナ・ベルコヴィチなどのマスタークラスを受講。2013年からは、指導に加わる。
ファイナルコンサートにも選出され、Royal Academy of MusicのDuke’s Hall、St John’s Smith Square、 Purcell Roomにて演奏した。
アイステッドフッド・コンクール(英国)ピアノ部門 第1位、ガルガノ国際ピアノコンクール(イタリア)第4位、ロンドン国際音楽コンクール、セミファイナリストとしてディプロマ受賞。スロヴェニアの、ショパン・ゴールデン・リング・国際ピアノコンクール古楽器部門第3位。 2014年、ブルガリアの国際音楽コンクールHopes Talents Masters 第3位。2015年、イタリアの国際Giuseppe Tricarico音楽コンクール 第1位、国際Rito Selvaggi音楽コンクール 第2位、Caraglio国際ピアノコンクール Artist部門第2位。 イギリス国内コンクールで多数、優勝または入賞。
ロンドンの、St Martin-in-the-Fieldsでのコンサート、エディンバラ国際フェスティヴァルのリサイタルなど、イギリス各地でのコンサートに招待され出演。
日本では、世田谷美術館でのプロムナードコンサートに出演をはじめ、滋賀県立びわ湖ホールにてTAKTフェスティヴァルでのロビーコンサート、東京上野旧奏楽堂でのリサイタル、所沢市民文化センターミューズ、マーキホールでのゲスト演奏。東京、茨城の小学校、高校などでの演奏を行う。
2011年には、アフリカ、セイシェルの文化庁からの招きで、国立セイシェル音楽院にて、王立音楽検定グレード試験の伴奏、マスタークラス、リサイタルを行った。
演奏活動と同時に、ロンドンにてピアノ、楽典の個人レッスンを行い、地域のコンクールにて入賞者を多く出している。 また、日本でも短期レッスンを行っている。