趣旨

　子供をクラシック音楽のコンサートに連れていきたい、と考える親御さんは多くいらっしゃる。　ただ、子供の為のコンサートというと着ぐるみのようなもの、アニメなどの曲が主なものも多く存在し、そうでないものを希望していらっしゃる親御さんも多いのが現状。

　子供だからアニメではなく、子供だからこそ有名曲以外を受け入れる心と耳を持っている。

　以前、日本の小学校などで親子向けのコンサートを行った際、大人からは、有名曲だけでないと子供は飽きるという意見がいくつかあったのに対し、子供たちのアンケートでは、有名曲以外にも反応を示した。

　子供だから元気で明るい曲、でもなく、やんちゃな男の子が、しっとりとしたゆっくりな曲に反応を多く示したのも興味深かった。

　私自身が会場を借りても来る人はいない。　公民館など地域の施設に主催をして頂くことで、信用が変わってくる。

　曲の説明をお話ししながら、色々な曲を知ってもらいたい。

　イギリスでもこのようなことをやりたかったが、場所がなかった。　地域の施設にグランドピアノを所有する日本は凄いので、ぜひその楽器の音色を子供たちに。

　プログラム案

　音楽で世界一周！　

　　有名曲、そうでない曲を混ぜながら、世界の作曲家が書いた曲をプログラムする。　イギリス、という多人種多国民が生活する国で18年間生活しているからこそ、お話しできることがあると思う。

　音楽は何を伝えるのか

　　動物が出てくる曲、踊りの曲、また気持ちを描いた曲。　ただのピアノの音がする、ではなく、柔軟な子供たちだからこその想像の世界を知ってもらいたい。

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